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業務概要

ペーパーラボ業務

ペーパーラボ(PaperLab)とは

エプソンが開発した製紙機(紙をつくる機械)です。使用済みの紙を原料にして新たな紙を生産できます。 一般的な製紙方法で必要とされる大量の水を使わないので、オフィスにも設置できます。紙の再生の過程で、原料の紙に書かれた機密情報は完全に抹消されます。

全体の業務の流れ

1.各フロアの機密文書回収ボックスから、書類を回収します
2.回収した書類を、ペーパーラボに入れられるものと入れられないものに仕分けします
3-1.仕分けした書類をペーパーラボに入れて、ペーパーラボを動かします
3-2.ペーパーラボに入れられない紙は、シュレッダーにかけます
4.ペーパーラボで作られた再生紙は、コピー用紙として本社に配布したり、本社社員の名刺や名刺箱、ノートなどのノベルティを作るのに使ったりします

トランスコスモス・アシスト

文書の回収2

文書の回収1

シュレッダー作業

再生紙の保管

ノベルティ

各フロアー機密文書ボックスから回収

回収文書仕分け

ペーパーラボ運用

シュレッダー処理

名刺作成、名刺箱作成、ノベルティ作成用紙配布

(1)書類の回収

本社ビルの各フロアに設置されている機密文書回収ボックスを毎日チェックして、書類を回収します。書類は量が多いとかなりの重さになるため、力仕事になります。

(2)回収文書の仕分け

回収した機密文書を、ペーパーラボに入れることができる紙とそうでない紙に仕分けする作業です。
書類にホチキスの針がついていた場合は外します。
A4サイズ以外の紙や色のついた紙などを仕分けして除外します。仕分けした紙は、書類のホチキスの跡や穴の位置の向きがそろうようにまとめます。
仕分けの作業をきちんと行わない場合、紙詰まりが起こってしまいます。

回収文書の仕分け

回収文書の仕分け

(3-1)ペーパーラボの運用

ペーパーラボはほぼ毎日動かします。

・業務開始(9:00頃)
  • 1.ペーパーラボの機械の電源を入れます
  • 2.タンクに水を入れます
  • 3.原料になる古紙(廃棄する機密文書)をトレイに補充します
  • 4.作る紙の種類を設定して、紙の生産を開始します
・稼働状態の確認(約1時間おき)

紙詰まり等のトラブルが起きていないことを定期的に確認します。紙詰まりが起きた際は、マニュアルに従って取り除きます。

・業務終了(16:30~17:00頃)
  • 1.生産した再生紙の枚数を記録します
  • 2.タンクの水を排水します
  • 3.機械の電源を切ります
・そのほか

紙を生産していると、メンテナンスバッグというところに紙のチリがたまってくるため、交換します。「ペーパープラス」とは、紙の繊維を結合する素材で、紙に色を付ける役割もあります。これが無くなった場合、新しいものに交換します。
交換する際は、飛び散った粉を掃除機で吸い取ってきれいにします。

ペーパーラボの運用(古紙の補充)

ペーパーラボの運用
(古紙の補充)

ペーパーラボの運用(ペーパープラスの交換)

ペーパーラボの運用
(ペーパープラスの交換)

(3-2)シュレッダー処理

ペーパーラボに入れられない書類はシュレッダーにかけます。

(4)名刺箱の作成

名刺を入れる箱を作成する業務です。アシストで働く複数の社員が行っています。

・作業の手順
  • 1.名刺箱の切り取り線や折り線が印刷された紙から、名刺箱の形を切り取ります
  • 2.折り線に沿って紙を折り、名刺箱を組み立てます
  • 3.作成した名刺箱を、完成品を入れる段ボール箱に入れます
・作業の注意点

紙を切る際は、切る線と折る線を間違えないように注意します。また、きれいに箱をつくるために、折り線に沿って正確にしっかりと折る必要があります。

名刺箱の作成(切る作業)

名刺箱の作成
(切る作業)

名刺箱の作成(折る作業)

名刺箱の作成
(折る作業)

完成した名刺箱

完成した名刺箱

※ペーパーラボで作成したその他の製品は、こちらのページで紹介しています。