ホーム > ニュース一覧 > 2021.05.14 2020年下期を振り返ります。

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2020年下期を振り返ります。

2021年度が始まりました。
季節は春。花粉症の私にとって一番苦手な季節でありますが、冬の厳しい寒さから解放されることは素直に嬉しいと思います。また入学式や入社式などが多く行われ、新しいことが始まることへの高揚感や活気が最もあふれる時期でもあります。

さて今回のニュースでは、タイトル通りに2020年度下期の当社の出来事をお伝えします。例年では、避難訓練やクリスマス会、納会や新年初出社の様子をお伝えしていました。しかし、昨年度はこれらの開催が見送られました。おととし12月から今日に至るまで、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスがその原因です。
すでにご存じかと思いますが、これらの行事は人が密集するため感染リスクが高まります。ましてや食べたり飲んだりしながら会話をすることによってクラスターと呼ばれる集団感染が発生する危険性もあります。開催されなかったことは残念ですが、そのことを考慮すればやむを得ないと思います。

というわけで今回は、昨年7月のニュース「新型コロナウイルス感染拡大に対する弊社の対応について」で紹介されていない2つの新しい対策をご紹介します。
・新しいパーテーションの設置
 当社オフィスにあるデスクに、新しいパーテーションを設置しました。パーテーション自体は以前からありましたが、今までのものはいすに座ったときの人の頭の高さより低いものでした。新しく設置したものは、頭の高さより高いものになっています。これは、せきやくしゃみによる飛沫が前や横に座っている人に飛ぶのを防ぐ効果があります。また周囲が見えるように目線部分が透明になっており、周囲が見えないため不安になったり圧迫感を感じたりすることがないよう配慮されています。
・オンラインによる社内研修
 今年2月下旬には、感染を防ぐためにできた新しいルールの研修を行いました。このルール自体は一回目の緊急事態宣言が明けたあとにできたものであり、今回はその再確認という意味合いをもっています。
普段はメンバー全員が同時に受けることがほとんどですが、今回は感染予防のためにメンバーを3組に分け、それぞれ決められた日に受けました。また初めてパソコンを用いたオンライン形式で行われました。従来は講師を務めるスタッフがメンバーの前に立って口頭で説明しましたが、それでは飛沫による感染のリスクが生じます。そうならないようメンバー同士の間隔を充分に開け、一人に一台用意されたパソコンのモニターを通してスタッフの説明を聞くという方法をとりました。
従来の研修にはない新しい試みだったため、メンバーもスタッフもまだ慣れませんが、感染防止を第一に考えればベストな方法ではないでしょうか。

昨年1月に掲載したニュース「当社の年末年始の出来事をご紹介します。」を記した当初は、変わることのないと思っていた日常が、新型コロナウイルスによってここまで大きく変わるとは想像すらしませんでした。その変化によって体調を崩す方がいると報道されています。私も外出の自粛や在宅勤務という今までと異なる生活を送るなかで、気分がふさぎ込むことが少なくありません。新型コロナウイルスが発生する前と後の生活のギャップがあまりに大きいからだと思います。
しかし、世界ではワクチンの接種が始まったように少しずつ変化が起こり始めています。少しずつと聞くと大した変化ではないように思うかもしれませんが、これはまぎれもない進展です。少しずつを積み重ねていけば、いずれ大きなものになると信じて、私もこれからの日々を生きていきたいと思います。

最後になりますが、社員一同感染対策を徹底して業務に務めて参りますので、今年度もトランスコスモス・アシストを宜しくお願い致します。

(吉岡)

新しく設置したパーテーションオンライン研修の様子